こんにちは。
アラフィフ主婦のパープル大好きパプ子(@papuko1967)です。
ところで
40代・50代女性のかかりやすい病気として
- 乳がん
- 子宮頸がん
- 子宮体がん
- 卵巣がん
- 子宮筋腫
- 子宮内膜炎
- 卵巣のう腫
- 更年期障害
といわれていますが、この中でも私が体験した病気は、乳がんと子宮筋腫と子宮内膜炎です。
現在では、日本人女性の11人に1人が乳がんにかかると言われています。
まだまだ記憶に新しいですが、2017年6月に小林麻央さんが34歳という若さで、
2人の小さなお子さんを残して乳がんで亡くなりました。
他にも漫画家のさくらももこさんが53歳で亡くなるなど、
乳がんになる人は30歳代から50歳代までの女性のがん死亡原因の第一位となっています。
でも、怖がらなくても大丈夫!
他のがんと比べて、早い段階で発見できるがんですので、生存率も高いんですよ。
そこで
この記事では私の乳がん体験と検診についてお話ししたいと思います。
もくじ
私の乳がん体験と検診
乳がん(私の場合)
乳がんとは、乳房にある乳腺にできる悪性の腫瘍です。
ピッピ
パプ子
そうなんです!
私の場合は「北斗晶」さんのおかげで乳がんを早期発見できたのです。
北斗さんと私は同じ年齢でしたので、そういえば・・・とセルフチェックしてみたら、見つけちゃったんですよね。詳しくはこちら
私は、乳腺の一部がおもちのように膨らんで、その中にがん細胞が詰まっている
「嚢胞内乳がん」
という比較的稀ながんでした。
そのおもちのような袋が破裂してしまったら、
リンパ節に転移するかもしれないと主治医の女医先生から聞きました。
「それは、今日、破裂するかもしれないし、1ヶ月、1年先かもしれない、私にも予想できません。」
といわれました。
がんの状態(顔つき)によっては、
進行が早いものがあることを知っていました。(活発ながんとおとなしいがん)
でも、私はあえて2ヶ月先の手術を予約しました。
なぜならその頃の私には、仕事の予定のほうが優先だったからです。
MRI画像には、ほかの乳腺に飛び散っているがん細胞がきれいな宝石のように見えました。
そのため、しこりのある一部摘出ではなく、左胸全摘出をすすめられました。
先生から告知を受けた時も
「手術すれば良いんだよね。」
ぐらいに割と冷静に受け止めていました。
ちなみに私の乳がんの状態は、以下の通りです。
- ステージ0期~Ⅰ期
- リンパ節への転移なし
- 術後1ヶ月の病理検査結果では、少しグレーな部分も見られたが、一番肝心なしこり部分に異常が見られなかったため、抗がん剤治療の必要もなし→1年に1度の健診のみ
私のがんの状態(顔つき)は、おとなしいタイプだったようです。
現在の手術法では、摘出と同時に保険適用の再建もできるようですが、
私は年齢も考えて再建はしませんでした。
ですので、普段はリマンマ(ワコール)のシリコン製の乳房をブラジャーに装着して使用しています。
乳がんになりやすい人とは?
- 初潮が早い→11歳
- 初産年齢が高い(高齢出産)→20歳
- 出産回数が少ない→3回
- 閉経が遅い→52歳時はまだあり
- 閉経後の肥満→閉経前から肥満気味
- 更年期障害の治療のためホルモン補充療法を受けた→受けてない
- 家族(とくに母、姉妹)に乳がんになった人がいる→いない
※太字部分は私の場合です
上記7つには女性ホルモンのエストロゲンが係わっています。
エストロゲンは女性にとって大事なホルモンですが、その一方で、
がん細胞の発達を助長する働きもします。
このため、エストロゲンにさらされる期間が長いほど、
乳がんの危険性がアップすると見解されています。
閉経後の肥満の人も注意が必要です。
閉経後は脂肪組織のなかでエストロゲンが作られるからです。
太っていると、その分エストロゲンが多くなるので乳がんになりやすいといわれています。
ただし、閉経前の肥満は逆に乳がんのリスクを下げるといわれているそうなんですが、
私は閉経前の肥満だった(笑)のにもかかわらず、発症しているんですよね・・・。
パプ子
乳がんになりやすい習慣
- 喫煙:リスクを上げる可能性が高い→喫煙なし
- アルコール:ほぼ確実にリスクを上げる→まったく摂取なし
- 食事:閉経後の脂質の取りすぎはリスクを高める可能性がある→まだ閉経していない
- 夜間勤務:リスクを上げる可能性がある→半年ほど、夜勤経験あり
※太字部分は私の場合です
上記のように夜間勤務の経験は少しありますが、そのほかは当てはまらないんです。
でも、ストレスは常に抱えていましたので、もしかしたらそれも原因の一つかもしれませんが、
私はがん家系でもないので、そういう点で少し油断していたんですね。
乳がんの症状
乳がんの症状の中で最も多く、しかも自分で気づきやすいのはしこりです。
乳がんの多くは、このしこりが発見のきっかけとなっています。
私自身も、セルフチェックで発見しました。
ちょうど1㎝ほどの米粒のような大きさでした。
乳房のしこりは、乳線症など乳がん以外の良性の病気でもみられますが、
乳がんのしこりは
石のような硬さといわれ、硬くて、ゴツゴツしている、動かない、
といった傾向があるようです。
しこり以外では
- 乳首から赤や茶褐色の分泌物がある→茶褐色の分泌物が出ていた
- 乳房にえくぼのようなくぼみがある→なし
- 皮膚が赤くなる→なし
- 痛み→なし
※太字部分は私の場合です
などの症状が、チェックポイントになります。
私は1番の
「茶褐色の分泌物が出ていた」
ことにはちょっとびっくりしました。
と同時に
「やっぱり、がんなんだ。」
と納得したのです。
乳がんは誰でもかかる可能性があり、残念ながら、現在のところ予防する方法はないそうです。
しかし、私のように早期発見・早期治療開始で生存率は高くなります。
だからこそ、自身の健康に関心を持ち、定期的に検診を受診することがとても大切です。
乳がんの検診(40歳以上)
①月に1回のセルフチェック
閉経前の方は、月経終了後1週間〜10日の間に、
閉経後の方は一定の日にちを決めて、月1回行うのがセルフチェックにちょうど良いとされています。
もし、ちょっとでも異変に気づいたら、
直ちに専門の医療機構(乳腺外科、乳腺科、乳腺内分泌外科など)のある病院やクリニックを受診しましょう。
乳がんは、左右の乳房ともに「外側の上方」に発生しやすいので、特に注意してチェックしましょうね。
②毎年か1年おきにマンモグラフィ検査
マンモグラフィ(乳房X線検査)は、乳房専用のX線撮影装置を使ったレントゲン検査です。
乳がんの早期発見に欠かすことのできない、最も有効な画像診断の1つです。
乳がんの初期症状である微細な石灰化や、
セルフチェックや触診ではわかりにくい小さなしこりを画像として捉えることができます。
プラスチックの板で両側の乳房を上下左右から挟んで薄くのばした状態で撮影します。
乳房が強く圧迫されますので人によって感じ方に程度の差はありますが、
痛みは多少なりともともなう検査です。
私がマンモグラフィを初めて市の検診で受けたのは40歳の時でした。
胸がおせんべいのようにぺったんこにされて、正直、かなり痛かったです。
今でも1年1度の検診さえ、ちょっとゆううつになります。
パプ子
③超音波検査(エコー)
超音波検査(エコー)では、乳房に超音波を当て、
その反射波を画像に映し出すことで乳房内部の状態を知ることができます。
乳房内の病変の有無、しこりの大きさ、腋わきの下など周囲のリンパ節への転移の有無などを調べます。
検査にはだいたい10分前後かかります。
マンモグラフィ検査と比べ痛みがなく被爆の心配がないため、
何度でも検査ができ気軽に検査を受けることが出来ます。
超音波検査は、乳腺は白く腫瘍は黒く描出されるため
塊になっている乳がんでは5mmの腫瘍でも見つけることが可能です。
こちらの検査は、毎回、気持ちよくて眠くなってしまうほどなんですよ~♬
まとめ
いかがですか。
乳がんには早期発見が一番ということですね!
自分で申し込みをしたり、検診のハガキが届いたりと
お住いの市区町村など各自治体によって形は違うかもしれませんが、
自己負担金もかなり安くマンモグラフィ検査やエコー検査を受けられるので、
是非、活用してみてくださいね!
以上、私の乳がん体験と検診についてでした。